見習い植木屋が教える 木の剪定に失敗したらどうする?

エクステリア
チャーリー
チャーリー

過ごしやすい季節になったけど、庭の草が刈っても刈っても生えてくるワン

タマ
タマ

先月刈ったのに、もう雑草は元に戻ってるニャ
同じように木も大きくなってるニャ

チャーリー
チャーリー

確かに、庭の木は、hiropinが植木屋になる前に適当に切ったままだワン

タマ
タマ

何か凄い形になってたニャ
こんな時、どう剪定するのか聞いてみるニャ

剪定する時期や量を選ぶ

(剪定する前の状況です)

一般的には、木にダメージが少ない時期に剪定します。今回、剪定する木は『コブシ』という種類です。本来は冬に剪定するのですが、春から夏にかけては成長が早く正しく剪定できていないと写真のようにおかしな形になってしまいます。

このような場合は、葉を残しながら剪定していきます。強く剪定してしまうと枯れてしまう事もあるようです。

なお、コブシの場合は夏に剪定すると翌年の花は少なくなります。覚悟の上、剪定しましょう。

剪定のポイント

周辺の草刈りをして下側の枝を落とす

木の剪定をすると必ず枝が地面に落ちてしまいます。1~2本なら良いのですが、普通はそんな量じゃないですよね。。。片付けの事を考えて事前に周辺の草刈りを行い綺麗にしておきましょう。

まずは、不要な下側の枝を落とします。これは、作業性確保の目的です。全体のバランスを見て、後から剪定したいのであれば、後からでも問題ありません。

なお、上手に剪定されている場合は、下側に不要な太い枝が無いと思います。

胴吹きを落とす

太い幹から生えてくる『胴吹き』と呼ばれる枝も不要です。このような枝は落としてしまいましょう。

生える方向が悪い枝を落とす

枝が密集している場所では、悪い方向へ伸びている枝から落としていきます。方向が良くても、密集している部分は間引きします。枝が少ない場合は、短くするだけの時もありますが、大抵は枝元から落としてしまってよいでしょう。

程度が難しいのですが、あまり多く剪定してしまうと木が枯れてしまう場合もあります(個人的には心配するほど弱くは無いと思いますが。。。)。不安な方は、剪定するのは方向が悪い枝だけにしてみると良いです。

胴についたツタやツルを取る

最後に、幹に巻き付いているツタやツルを取ってしまいましょう。剪定した枝などを掃除して作業完了です。

剪定前後の比較

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剪定前[/su_column] [su_column size=”1/2″ center=”no” class=””]

剪定後[/su_column][/su_row]

なんだかんだで、結構強く剪定してしまいました。前に知識が無いまま剪定してしまったので、殆どの枝が不要な状態になっていました。素人が剪定するとこうなっちゃうんですよね。

枯れない事を祈りましょう。(><)

小ネタ

  • 大きくなる木は剪定しないと後で大変な事になってしまいますよ(><)
  • 花や実を取りたい場合は、時期を慎重に選びましょう
  • 大きな木の場合は、木に登れるようにしておくと良いです

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