(本記事は事実を基にしていますが、実施は自己責任でお願いします)
筆者が子供の頃にはブラウン管を使用したテレビが主流でした。
ブラウン管とは真空管の一種で、映像を画面に映し出す際に電気を光に変える役割をしていました(すいません、詳しくないので説明はこれくらいで)。
ここに、電気が蓄積することから、テレビを分解すると危ないと良く言われていました。
しかし、最近では液晶テレビが普通になっています。
ブラウン管のテレビは皆無と言っても良いでしょう。
液晶自体の構造や半導体の構造は複雑になっており、高度機能が提供されています。
しかし、テレビ自体の構造は実は単純になっています。
液晶テレビの故障の多くは液晶に関わる故障です。
液晶は取り扱いが難しく、力がかかると簡単に割れてしまうので、交換できません(少なくとも筆者の能力では)。
しかしながら、その他の部分の故障は部品さえ手に入れる事ができれば自分で交換できてしまいます。
今回は、液晶テレビを分解して構成されている部品を取り外すことを紹介したいと思います。
▼ 不要なら回収してもらうのも検討してみてね ▼
液晶テレビの分解方法
テレビの台座(足)を外す
製品の構造によりますが、台座(足)の部分(写真の赤丸部分)は簡単にネジ止めしてある事が殆どです。
この製品の場合は、ネジを2か所緩めるだけで引き抜けました。
固定されているネジを緩めカバーを外す
液晶パネルに力が掛かってしまうと、簡単に割れてしまうので十分に注意して作業してください。
背面のカバーもネジが10か所程度で留まっています。
すべて緩めて外しましょう。
何度も言いますが、パネルに力をかけてはいけません。
なお、筆者が専門家ではありませんので、用語は正式名称と違うかもしれません。
コネクタを外し、各部品を外す
各コネクタのツメを抑え(外し)ながら、外していきます。
上の写真は、液晶テレビの頭脳とも言える部分の基盤です。
結構簡単に外す事ができます。
慣れてていれば、ここまで15分程度で作業できます。
なお、意外と故障する可能性が高いスピーカーも簡単に外せます。
▼ 液晶が割れてなければ買い取ってくれるかも ▼
部品の入手方法と注意点
補修用の部品の考えられる入手方法は次の通りです。
- 電気屋さん経由で正規品(新品)を購入する
- リサイクルショップ等でジャンク品を見つける
- フリマアプリ等で個人売買する
電気屋さん経由が確実ですが、通常は売ってくれないと思います。
また、リサイクルショップでもピッタリ合う部品を見つけるのは至難の業です。
そうなると、個人売買にて入手する事になります。
その場合、故障したテレビを1台全て購入する事になる可能性が高いです。
液晶テレビは、廃棄する時にリサイクル料を収める必要があります。
コストが見合うのか良く考慮しましょうね。
▼ 書籍も参考にしてみてね ▼
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小ネタ
- デジタル放送で必要なB-CASカードが無い場合、再発行(有料)する事が出来ます
- 液晶割れ以外の故障は大抵直せるようですよ(部品があれば。。。)
▼ USB部分を修理した記事も見てね ▼
コメント
コメントを勝手に書いてもよろしゅうおまっせかい?
ウンジャ~ば~、書きますよ
私の書斎にある26インチのテレビ(液晶)の3か所に、雑巾がけしたいような
劣化跡が発生しまして、テレビを交換しようか、それとも80歳を過ぎているので、
我慢しようか、格闘しているところなんざんす。
どうしたいいんでしょうか?
おれぱーでんねんさん
コメントありがとうございます。
劣化跡がどんなものなのかわかりませんが、液晶交換が必要だとすると交換用のパネルが必要ですね。
26インチだと新品の液晶パネルを手に入れるのは難しそうですね。
ちょっと大きいかもしれませんが32インチでも最近では2万円くらいで買えたりするので新品で買っちゃうと良いんじゃないでしょうかね~