(本記事は事実を基にしていますが、実施は自己責任でお願いします)
車のメンテナンスの基本とも言えるエンジンオイル交換。もちろんDIYでも出来ます。
ちなみに交換時期ですが、軽のターボ車だと、5,000kmまたは6か月と言われています。
私の感覚ですが、余程の事が無い限りこの倍は大丈夫だと思います。
とはいえ、使用状況にもよるので自己責任で。。。(^_^;)

今日は、天気が良かったので久しぶりにやってみましたよ~
- 費用 約2000円
- 所要時間 約1時間
- 工具 スパナ・じょうご・ジャッキ・バケツ
エンジンオイル交換は2種類方法がある
下抜き法 | 上抜き法 | |
説明 | エンジンの下部にあるドレンコックからオイルを排出して交換する方法。 | エンジン上部にあるオイル注入口からポンプのホースを入れて吸引する方法。 |
メリット | ポンプが不要 古いオイルの残りが少ない フィルターも同時に交換できる | ジャッキアップが不要 汚れにくい |
デメリット | ジャッキアップが必要 | 別途ポンプが必要 古いオイルが残る可能性有 |

自分は下抜き法でやってるよ。上抜きの方が簡単に出来るんだけど、下のようなポンプが必要になるよ。
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エンジンオイル交換手順(下抜き)
エンジンオイルと廃棄用パックを購入

まずは使用するエンジンオイルと廃棄用のパックを準備しましょう。
エンジンオイルは『5W-30』などの粘度表記がありますので、わからない場合は自動車の説明書にかいてある番号のものを選ぶと良いです。
実際のところ、少し違ってもエンジンが動かない事はありません。

ドレン(排出)側をジャッキで上げる

ジャッキを使って車体を上げます。車高が高い場合は不要かもしれません。
非常用の車載ジャッキ(写真と同様)を使う場合には、特に安全の確保をしておきましょう。
出来れば持ち上がったタイヤと地面の間に枕木などを置いておくと安全です。
ドレン下部にバケツを置く

廃棄用のパックを購入した場合は、パックを直接置いても良いです。
しかし、オイルが飛散してパックが汚れてしまうと処分が面倒です。
一度、バケツやボウルなどで受けた方が安全だと思います。
ドレンボルトをスパナで緩めて外す

ドレンボルトを緩め、ボルトを落とさないように注意して外します。ボルトにはワッシャーのようなガスケットが付いています。
ボルトとガスケット基本的には消耗品で、本来毎回交換です。
ただし、数回はそのまま使えると思います(筆者の経験談)。
オイルを全て排出するまで、待ちましょう。
オイルが全て排出されたら、ボルトを再度取り付けます。
新しいエンジンオイルを注入する

エンジン上部のオイル注入口を開けて新しいエンジンオイルを入れていきます。
じょうごを利用すると便利です。
100円ショップで販売されている料理用のものでも十分に利用できますが、細くなった部分が長い方が汎用性が高いです。
オイル規定量付近になったら、オイルレベルゲージにて量を確認する

オイルが規定量付近になったら、レベルゲージでオイル量を確認しましょう。
少ないようなら、少しずつオイルを入れて確認し、規定量になったらオイルの注入を終了します。
規定量よりも多い場合には、再度ドレンコックを開けてオイルを抜かなければなりません。
面倒なので、オイルを入れ過ぎないようにしましょう。
終わったら、エンジン上部のオイル注入口を閉めておきましょう。
ジャッキを下げて、車体を元に戻す
ジャッキを下げて、外します。
最後にエンジンを始動し、オイル漏れが無いか確認して終了です。
エンジンオイル交換のまとめと小ネタ
- 慣れればドレンから直接廃棄用パックに排出した方が楽ですが、失敗した時に悲惨な目に遭います
- 良い段差がある場合、ジャッキアップしなくても作業できます
- ドレンボルトに付いているパッキンを落とさないように注意しましょう!
- フィルターを交換する場合は、オイル排出後に作業しましょう
- 排出されたオイルは黒くて正常です
- エンジンが熱い時の作業はやめましょう
- 余ったオイルはしっかり栓をして次回使いましょう
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