硬くて強いイメージのコンクリートですが、結構ヒビ割れが発生しますよね。
実はコンクリートやモルタル自体は強度があまり高いわけではなく、中の鉄筋により強度を保っています。
ですから、コンクリート等がヒビ割れた事自体で構造体が壊れてしまう事は少ないです。
しかしながら、ヒビ割れから侵入した水により鉄筋が錆びてしまったり、小さな虫が侵入してしまうことは心配です。
これらの場合、強度に大きく影響する事がありますので、ヒビ割れが発生したら早めに補修しておいた方が良いです。
非常に簡単に補修する事が出来ますので、実際の事例を基に紹介したいと思います。
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火災保険申請サポート今回補修したコンクリートのヒビ割れについて
筆者の自宅の勝手口下部です。
勝手口から外に出る際に足場があるのですが、この足場の部分と家屋との接続部分で大きなヒビ割れが出来ています。
原因としては、足場部分の地面が沈んだことなのですが、現時点で沈みが治まって来ている事と修正が難しいことにより単純にヒビ割れを修正する事にしました。
このすき間から、蔓(つる)が出てくる事があるんだよ。
植物や虫が侵入しちゃってるから、早く直さなくちゃね。
▼ この方は簡単に直しちゃうみたいですね ▼
ヒビ補修の作業手順(やり方)
汚れたくない部分をマスキングをする
汚れては困る部分をマスキングします。
不要な場合はしなくても構いません。
ヒビ割れが大きいので、そこに合わせてマスキングしました。
今回は広めのマスキングテープを使用しています。
モルタルを作成する
補修の場合は、セメントのみで補修することもあるようですね。
でも自分は、砂とセメントを同量で配合しましたよ。
良く混ぜた後、水を混ぜてモルタルを作っていきます。
簡単に補修したい方は、セメント補修材を購入するのも良いと思います(割高ですがね)。
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ヒビ割れにモルタルを入れていく
補修用のモルタルができたらヒビ割れ部分にモルタルを入れていきますよ。
左官コテを使用してならしていきます。
プロの職人さんは一度で綺麗にならすのでしょうが、自分のような素人は失敗がつきものですよね。
その際は指で均して修正すれば大丈夫ですよ~
完全に乾く前にマスキングを外す
ここが案外忘れやすい部分なんです。
モルタルが少し乾いたくらいでマスキングを外しましょう。
完全に乾いてしまうと、マスキングが外れなくなってしまう場合がありますので要注意です。
自分は一度だけ外すのを忘れたことがあるんですが、マスキングが外れなくなってしまい、そこの部分を割って補修する目に遭いましたよ。
実は、ここが一番のポイントだと思うよ。
うっかり、モルタルが乾かしてしまうと大変だよ💦
完全に乾いたら完成
モルタルが完全に乾けば完成です。
実際には完全に乾く(固まる)のはかなり時間がかかるらしいんですが、触って手につかなければOKです。
今回直したはヒビは結構大きかったので少し凹凸が残ってしまいましたね。。。
自分は、DIYなのでこんなものだろうと妥協できますが、妥協できない方はプロに頼みましょうね(^^;)
小ネタ
- もっと簡単に直したい方はセメント補修材を購入すると良いです。
- マスキングを外すのを忘れないようにしましょう。
- セメントは手が荒れますので手袋をしましょう。
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