外構工事のDIYにおいて、非常に利用頻度が高いのがセメントですよね。
自分も毎週のように使用していますよ。
今回は、『これから、DIYに挑戦してみたい!』という方に使い方などについて紹介したいと思います!
セメントってそもそもどんな物質なの?
良く『セメント』って言葉を耳にしますが、詳しくは知らない人が多いのでは無いでしょうか?
ホームセンター等に行くと、でポルトランドセメントという名前で販売されていますよ。その材質はケイ酸カルシウム等の鉱物の混合物です。これに水を加えると反応して固まります。
モルタルとかコンクリートとか言われるものはこのセメントで固められているのが一般的です。

小さい袋なんだけど、25kgもあるから凄く重いよ。自分で担ぐ時は腰を痛めないように気をつけてね。
モルタルやコンクリートの違いってなに?
外構工事などを行うと、モルタルやコンクリートという言葉を良く聞くようになります。双方、同じようなものなのですが、次のように内容が違います。
モルタル → 砂 + セメント
コンクリート → 砂 + 砂利 + セメント
ブロック積みの場合、基礎(土台)にはコンクリートを使い、実際にブロックを積むときはモルタルを使用します。また、仕上がりを綺麗にしたい時は細かい砂のモルタルを使用するなど調整しています。DIYではモルタルを使用する頻度が高いと思います。

モルタルの使用頻度が高い
モルタル・コンクリートの配合量はどれくらい?
モルタルの配合量は重量比で
砂 : セメント = 3 : 1
が基本になります。
重量比と言っていますが、筆者の場合スコップ何杯とかの目分量です。セメントの比率が低すぎると強度が落ちるようなのですが、砂が5倍量でも普通に固まります。
余り配合量で神経質にならずに作業して大丈夫だと思います。また、配合するのが面倒な方や使用量が少ない方はインスタントセメントを利用すれば配合の手間が省けます。
ちなみにコンクリートは次の比率になります。
砂 : 砂利 : セメント = 3 : 3 : 1
コンクリートの場合も、配合比に神経質になりすぎる必要はありません。
インスタントセメントはどうなの?
最近では、手軽に使える『インスタントセメント』と呼ばれる商品が販売されていますよね。
セメントと砂などを計量する必要が無いので、非常に簡単に扱う事が出来て便利に使えます。
ただし、かなり割高なんです。少量使用する場合には便利ですが、大量に使う場合には通常のセメントを使用する事をオススメしますよ。
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(配合が面倒な人はインスタントセメントで。。。)

もっと少量で販売されてるものもあるよ。少量しか使わない場合には便利だと思うから、活用してみると良いよ。
モルタルの作り方
モルタルのヒビを直すために少量モルタルを作ってみました。
▼ ヒビを直した記事はこちら ▼
まず砂を計量しますが、目分量で大丈夫です。
スコップ何杯とかで計量して下さいね。
次にセメントを計量します。
こちらも目分量で大丈夫ですので、砂の量の1/3を目安に計量していきましょう。

次に良く撹拌します。
水を入れる前に一度攪拌した方が作業が断然楽なんですよ。
特に大量に作製する場合には、砂の状態で良く混ぜておかないと混ぜにくいんです。
良く混ざったら水を加えて、更に撹拌していきます。
溶けかけのアイスクリームのようになれば完成ですよ。
硬さ調整が必要なら、水や砂を適宜追加しながら混ぜれば大丈夫ですよ~


砂とセメントが良く混ざる事が成功のポイントの一つ!
配合比は適当で大丈夫だけど、混合はしっかりやってね。
▼ モルタルを使うならコテはあった方がいいよ ▼
セメント/砂の比率まとめと小ネタ
- セメントはアルカリ性の為、付くと肌が荒れますよ。
- 水を入れすぎてしまったら、砂を入れて調整しましょうね。
- 使用量が少量なら、既に配合済みのインスタントモルタルの方が便利ですよ。
- 混合時に手首を痛め易いので、手首を使わずに混合すると良いですよ。
- 夏場は固まる速度が速いです。手早く終わらせるのが一番ですが水を追加する等で対応しましょうね。
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