(本記事は事実を基にしていますが、実施は自己責任でお願いします)
DIYで様々な物を作成できますが、しばしば寸法が合わない時があります。
原因はいろいろあるのですが、斜面の距離を測ったり床から天井の距離を測る等測定自体が非常に難しい事もしばしばです。
当然正確に測るのが前提なんですが、結構失敗するんですよね。。。(><)
現在、筆者の庭の斜面に作成している階段ですが、斜面に作成するため水平方向の距離が正確に測定できませんでした。
測量器があれば良いのですが、さすがに筆者も持っていませんので。。。
水糸を張ってその距離を測り一段毎の距離を推定してブロックを組んで行きましたが、ブロックの高さは決まっているためモルタルで調整できる分くらいしか調整できません。
最後の段でピッタリにならないことを覚悟していました。
今回、その最後の段まで来ましたので紹介します。
もちろん、規定サイズのコンクリートブロックではピッタリ入りませんでした。
斜面に作った階段の最終段の状況
一段の寸法(長さ)を320mmで階段を作成してきました。
コンクリートブロックは長さ390mm、厚さ100mmですので、余分な部分は下の段に隠れてしまいます。
でも、最上段は隠れる部分が無いので寸法がピッタリでないといけません。
また、階段の場合高さ方向との兼ね合いもあるので寸法が決まっているコンクリートブロックだと更に寸法を合わせるのが難しくなります。
言い訳が長くなりましたが、最終段は400mm程度で1段作成する事になりました。
規定サイズのコンクリートブロックを使ったから、どうしても最終で調整しないといけないんだよね。
こんな時はどうする?
DIYで可能な方法を考えたところ、次の方策が考えられました。
- 型枠をつくり、1段全てをコンクリートで作成する。
- 全く別の材質(アルミフレーム等)を利用する。
- ブロックをサンダーでカットして寸法を合わせる。
- ハーフブロックを利用し、残りの空間はモルタルで埋める。
どの方法でも、DIYで何とか実施可能な方策です。
しかしながら、費用や自分の技術を考慮するとサンダーでカットするかハーフブロックを利用するかになりました。
筆者の選択した方法
そんなこんなで、最終段にはハーフサイズのブロックを利用しました。
予測済みとはいえ、下の写真のように130mm程度の空間が出来てしまいました。
このすき間をモルタルで埋めていきます。
まずは、型枠として適当な木を使います。
もしも、モルタルとの接着面が汚れている場合は、綺麗に洗浄しておきましょう。
ここに、モルタルを注入していきます。
モルタルを注入できたら、細長い棒等を使って中の空気を抜きましょう。
さすがに1日では固まりませんので、最低でも2~3日は静置しておきます。
筆者は2日で外してみましたが、半生でした(^^)
これで中途半端なすき間を埋めることができました。
なんとかなって良かった(^^;)
小ネタ
- モルタル(セメント)が完全に固まるには1ヵ月以上かかります。
- 接着面を綺麗にしておきましょう。
- モルタルではなくコンクリートでも代替できます。
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