(本記事は事実を基にしていますが、実施は自己責任でお願いいたします)
前回の投稿で、自動車タイヤの脱離について紹介しました。少し力の必要な作業ですが、コツをつかめば意外と簡単な事を体感して頂けたかと思います。慣れてくればホイールについてしまう傷も最小限に出来ると思います(もちろん、全く傷が付かないのが理想ですが。。。)。古タイヤの脱離が出来たら、次はエアバルブを交換について紹介していきたいと思います。
エアバルブについて
軽自動車を含む普通時自動車のタイヤは通常チューブレスタイヤを使用しています。一方、自転車のタイヤには中にチューブがあり、このチューブが風船のように膨らんでタイヤの形状を維持しています。チューブレスタイヤはこのチューブが全く無い為、タイヤ自身とホイールが密着することで気密を保っています。また、空気を注入する部分にはゴム製のエアバルブ(ゴムパッキンの場合もある)を使用しており、ここについてもホイールとの密着により気密を保ちます。普通、タイヤを組み替える時点ではゴムが劣化し始めているくらいでしょう。ゴムバルブについても、同じくゴムでできていることから、ゴムが劣化してきていることが推測されます。ゴムの劣化は、タイヤの空気が抜ける一因になります。100円/本程度(量販店では250円くらいかも)ですので、予防保全としてタイヤ交換時にバルブも交換するのが一般的です。
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(↑筆者はこちらで購入しました)
交換に必要なもの
- タイヤバルブ
- ラジオペンチ or ニッパー
- カッター
- バルブインサート(なければ、ラジオペンチ等で)
- 中性洗剤 or 潤滑油等
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(↑バルブインサートはこれです)
エアバルブ交換手順
古いエアバルブの底を切り取る

ホイールの内側(タイヤで隠れる側)から出ている部分のゴムをラジオペンチで挟み、ホイールとの間にカッターを入れ切り取ります。切り取れれば、ニッパーでも何でも良いです。
古いエアバルブをホイールから外す

エアバルブの下側が切り取れれば、エアー注入口側を引張れば簡単に取り外せます。エアバルブとホイールが密着する部分を綺麗にしておきましょう。
新しいエアバルブを入れる

新しいエアバルブに中性洗剤を入れた水を付けて、ホイールに取り付けます。バルブインサートがあれば良いですが、無ければラジオペンチ等で代用します。これで入らなければ、潤滑油(556等)をエアバルブに付けて再度挑戦しましょう。
小ネタ
- ラジオペンチで挿入する場合は、ネジ部分を壊さないように注意しましょう。
- カッターで切る際も濡らすと切りやすいです。
- 斜めに入る場合があるので、しっかり挿入されているか確認しましょう。
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