最近は、庭に植木を植える人も減っているようです。
庭付きの家に住むことが難しくなっていることや、手入れをする時間も取れないので仕方のない事かもしれませんね。
筆者の自宅にはさすがに「松」はないのですが、実家にはあるんです。
素人(植木屋経験はあり)ながら、松の冬の手入れをしてみましたよ。
松の冬の手入れの基本的な流れ
松の冬の手入れは、古い葉を取り除く作業がメインになります。
この作業を「もみあげ」と呼ぶそうです。
この作業に非常に時間がかかるので春に「芽摘み」を行うのですが、それでも春の作業の数倍の時間がかかります。
作業自体は簡単です。
写真のように、新しい葉以外は全て落としてしまいます。
この作業を行うことで、見た目がスッキリとするのはもちろんですが、下側の枝への日照の確保、新芽の成長促進、病害虫の防止に繋がるみたいです。
また、不要な枝(流れの悪い枝)の判断もし易くなりますね。
もみあげが終わったら不要な枝の剪定もしておきましょう。
上記のような不要枝を取るだけでも結構形が良く見えますよ。
冬の手入れをするとこんなに違う
時間のかかる冬の手入れですが、時間をかけた分の差は歴然です。
下の写真の松は、作業に2~3日かかってしまいましたが、非常にスッキリとしましたw
本職の植木屋ならもっと切るのかもしれませんが、自分は自信がないから基本的な不要枝だけを取り除きました。
それでもこれだけ違いがでますから、是非やって見て下さいね。
ただし、松脂(まつやに)で汚れますから、服装には注意してね!
hiropin
来年はもっと形が落ち着いてくれるとうれしいな~
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