色々な物が100円で売っている100円ショップですが、非常に助かりますよね(^^)。月に1度は覗きに行くのですが、行く度に子供たちにおもちゃを買わされることになります。その一つに、人形の洋服があります。元々は同じく100円ショップで売っている人形用なのですがウチにあるリカちゃんに着させていたところ、ボロボロになってしまいました。。。リカちゃん用の洋服の1/10以下で購入できるので仕方ないのですが、縫製が悪い(端部の処理がされていない)ので直ぐに糸がほつれてしまいます。100円ですから、買い替えても良いのですが結局買い替えてもすぐに同じ状態に。。。子供が気に入っているようなので、手をかけて補修してみることにしたので紹介いたします。
補修前の状態
リカちゃん用の洋服は、端ミシンや裏地を付ける等してあるため糸がほつれる事が少ないように作ってあるようです。価格が高い分、細かな加工が施してある感じがします。100円の洋服は、布の端が切りっぱなしになっていたり、縫製してある糸自体が弱く端部処理されていないようでほつれる原因となっています。写真の洋服は袖の部分で引っかかってしまいほつれが酷い状態でした。
補修の方法
解れ部の処理
まずは、ほつれている部分で不要な個所をハサミで切っていきます。ほつれた部分が補修の邪魔になるので、出来るだけ切ってしまった方が作業がし易いです。
破損部の接着
今回は、同じく100円ショップで購入した瞬間接着剤を使用しました。布の材質がわかりませんでしたが、恐らくポリエステルだろうと思います。材質としては接着に適したものではないのですが、繊維に入り込む効果で接着するのを期待しています。なお、繊維に浸透しすぎるのもNGです。矛盾するので難しいのですが、ゼリー状を使用する事で対応してみました。
ほつれている部分を重点的に接着剤を塗布していきます。また、破れている部分も補修できる個所は補修しました。今回使用した接着剤は発熱するタイプの為手等に付着すると熱いので気を付けましょう。
接着剤の乾燥
今回は瞬間接着剤を用いましたが、瞬間とはいえ一時間くらいは乾燥させた方が良いです。万一、乾燥不十分で接着したくない部分に触れてしまうと外せなくなってしまいます。余裕をもって作業しましょう。
小ネタ
- 筆者は30分くらいかかりました、正直買った方が安いです。
- 接着剤が皮膚に付いてしまった場合は、お湯で洗うと落ちやすいです。
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