(本記事は事実を基にしていますが、実施は自己責任でお願いいたします)
筆者の軽自動車が車検(継続検査)の時期を迎えました。
9年目の車検では一度プロに見てもらう事にして民間の整備工場で車検を行いましたが、何も異常はなかったのに約80,000円もかかってしまいましたよ(涙)。
これでもそこそこ安いのですが、やはりDIYでやりたい!と思いますよね。。。
その後の車検は、これまでどおりユーザー車検に行ってきましたので紹介します。
なお、筆者の実施方法ですので、必ずしもこれから紹介する方法で行うものではありませんからご了承くださいね。
▼ 普通車の場合はこちらを見てね ▼
そもそもユーザー車検とはどんなことなの?
ユーザー(自動車の使用者)自身が、車検場に対象車を持ち込んで行う車検の事を言います。
持ち込んで行うと言っても、車検の受検自体は自動車に乗ったまま受検するものがほとんどで、自動車の専門知識は無くても大丈夫です。
但し、通常、車検と(たいていは)同時に行う24カ月点検については、相当の専門知識が必要です。
この点がユーザー車検の敷居を上げているものと思います。(本記事では24カ月点検は対象としていません)
また、車検を受ける時期については、車検満了日(前回車検を受けた同日)の1カ月前が良いようです。
満了日後になってしまった場合、仮ナンバー発行などの余計な手続きが必要となってしまいますし、あまりに早くに受けてしまうと有効期間にムダが出てしまうようですよ。
車検は車検満了日の前ならいつでも受けれるんだけど、1ヵ月前よりも前だと有効期限が受検日から2年間になっちゃうよ。
▼ こちらの記事も参考にしてみてね ▼
ユーザー車検までの流れ(筆者の場合)
ユーザー車検の前に受けておくのが望ましい 24カ月点検
点検内容が多いので、詳細は別の記事で紹介したいと思います。
筆者の場合、殆どの項目を自分で行いますが、どうしても個人では点検できない部分があります。
この部分は、次に紹介する予備車検場(テスター屋)での検査で補完する方法を取っています。
なお、車検の前に24カ月点検を行う規定になっていないので、後で行う事も許されます。
但し、この制度を利用して点検を実施しない人が多発した為、現在では車検証に『未点検』の記載がされるようです。
ユーザー車検を受検する前に予約(無料)が必要
インターネット及び電話での予約が可能です。
筆者は、インターネットで予約しています。
予約の際に車検証の記載項目が必要なので、手元に車検証があるとスムーズに操作できます。
以前は、予約についてあまり厳しい事を言われませんでしたが、現在では必ず確認される上にその時間内でないと検査してくれない場合があります(空いている場合は大丈夫ですが。。。)。
必ず、予約を行いましょう。
予備車検場での測定(任意)しておくと合格率が上がる
予備車検場での測定は必須ではありません。
上述のように、筆者は点検を補完することと光軸調整の為に行っています。
光軸については、車検から車検の間の約2年間で必ずずれてきてしまうようです。
自分でも調整できるようですが、夜間に行う必要があったり、完全に調整するのが難しいので筆者はやっていません。
筆者が利用させてもらっている予備車検場では、方向指示器・ワイパーの確認、下回りの確認、ブレーキの確認、スピードメーターの確認、排気濃度測定、サイドスリップ測定、光軸調整を行い3300円(税抜き)でした。
割高ではありますが、(本車検で落ちたくないので)安心料の必要経費として考えています。
ユーザー車検受検の本番にチャレンジしよう
いよいよ、ユーザー車検受検です。
まずは事務所で書類を作成しよう
まず、事務所に行って書類の作成・税金の納付を行います。
最近(結構前から?)では、窓口で親切に教えてくれます。
事前にホームページで確認しておくことはもちろんの事ですが、緊張せずに行きましょう。
なお、自賠責保険についてもこちらで加入することができますが、他の所でも構いません(筆者は予備車検場で加入しています)。
自分で書類を作成する事が可能ですが、不安な方は代書屋も利用する事が可能です。
書類の作成と確認が終わったら、検査コースへ行きます。
書類の作成・確認が終わったら検査コースに並ぼう
こちらについても、軽自動車検査協会のホームページで事前に調査が出来ます。
不安な方は見ておくと良いでしょう。
まず、コースにならんで順番を待ちます。
始めに検査員による検査になります。指示に従い、方向指示器等を操作していきます。
最後に、車内を確認するので一度車から降りましょう(検査員に指示されます)。
検査員による検査が終わると、検査レーンに入って排気濃度測定を実施します。
プローブをマフラーに差し込んで待ちましょう。
測定が終わったら検査票を機械に入れます。
次に、サイドスリップ測定です。
表示器の指示に従い測定器に乗っていきます。
この時、ハンドルを動かさない事が重要です。
この後、スピードテスタ、ブレーキテスタ、ヘッドライトテスタに乗っていきます。
表示器の指示で動いて行けば問題なく受検できると思います。
最後の検査として、検査員による下回りの検査を受けます。
これも、検査員の指示に従い行っていきましょう。
新しい車検証とステッカーを受け取れば車検完了
車検の項目に問題が無ければ車検合格です。
窓口で、新しい車検証とステッカーを受け取って車検が完了となります。
なお、空いていれば書類の作成から車検完了まで1時間くらいで終わりますよ。
13年目の車検も無事に合格する事ができましたよ~
▼ 走行距離10万kmを超えた車のユーザー車検記事も見てね ▼
かかった費用(軽自動車の場合:2017年時点)
予備車検 : 3240円
自賠責保険 :25070円
自動車重量税: 6600円
車検受検料 : 1400円
合計 :36310円
民間車検工場で車検を受けた費用が8万円だったのに、ユーザー車検なら半分以下で車検が受けれるんだね。
整備や点検が出来る人は、本当に安く車検が取れるね。
ご覧のように3万円台で車検を合格する事ができましたよ~
エンジンオイルやワイパーなどの消耗品を交換しても10万円は超えないで車検を取れるとおもいますよ!
▼ 点検が面倒な人はこちらで探してみてね ▼
まとめと小ネタ
- 予備車検場が近い方は、車検の前日までに予備車検を受けておくと安心です。万一、整備が必要なら予約を取り消して対応が出来ます。
- 車検は同日であれば再入場(再検査)が可能です。心配なら、午前中の予約が良いでしょう。
- 24カ月点検の実施は法律で決められています。必ず実施しましょう。
▼ 点検が面倒な人はこちらで探してみてね ▼
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