(本記事は事実を基にしていますが、実施は自己責任でお願いします)
最近の自動車は前輪はディスクブレーキだね。
後輪は違うタイプのドラムブレーキの場合も結構多いよ。
ディスクブレーキのブレーキパッド交換に必要な工具
必ず必要なもの
ジャッキ
ホイールレンチ
スパナ
場合によって必要なもの
ウマ(ジャッキスタンド)
ペットボトルとホース(フルード回収装置として)
パーツクリーナー
あったほうが作業が楽に出来るもの
ピストンツール
フルード抜き
ブレーキパッド交換手順
作業の前に安全の為に、パーキングブレーキがしっかり効いていることを確認しましょう。
始めにジャッキを使って車体を上げてタイヤを外していきます。
タイヤを外すと次の写真のようになっています。
なお、タイヤを外したら、安全の為にウマ(ジャッキスタンド)をかけましょう。
ウマが無い場合には、外したタイヤを車体の下側に入れて少しでも安全を確保します。
目に入る部分はブレーキキャリパーとブレーキディスクです。
ブレーキキャリパーを固定しているボルトを裏側から外していきます。
正面からだと見にくいので、横から覗くと次のようになっています。
筆者は下側のボルトを外しました。
たまに逆ネジになっている車種もあるから気をつけてね!
キャリパーを上げるとブレーキパッドの全体を見れるようになります。
ブレーキパッドを外していきましょう。
使い古したブレーキパッドと新品を比べるとビックリしますね💦
ブレーキパッドを外したら、キャリパー側にあるピストンを押し戻します。
押し戻すと言っても、手で押しても無理です。
「ピストンツール」という工具を使えば楽に作業ができます。
この場合には、フルードがタンクからあふれてしまう場合があるので注意しましょう。
ピストンが押し戻せたら、新しいブレーキパッドをディスクを挟むように装着します。
ここまでくれば、あとはキャリパーを下げてボルトを締めればブレーキ部の作業は完了です。
タイヤをつけて試運転をしましょう。
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試運転は絶対必要!始めは特に慎重に
DIYで自分でブレーキパッドを交換したら、本当に正しく交換出来ているのか誰でも不安になります。
自分も同じです。
そのため、必ず慎重に試運転をします。
筆者の場合は次のように試運転をしていますよ。
- エンジンを始動する
- ブレーキ部から漏れがないか確認する
- そのままブレーキを数回踏んでみる
- 再度ブレーキ部から漏れがないか確認する
- 超低速で走ってブレーキをかけてみる(数回試す)
ここまでやって問題なければ作業は正しく出来ています。
ちなみに、エアが入っている状態だと、ブレーキを踏んだ時にスカスカになります。
その場合は、エア抜きをしましょう。
ブレーキは安全に関わる大切な部品だよ。
しっかりと試運転して仕上がりを確認してね。
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