ネジの頭が潰れていない場合
- ドライバーの先端が削れていないものを使う
- 少し大きいドライバーを使う
- プラスネジにドライバーを入れてドライバーの柄を少し叩いてみる
- 潤滑材を使ってみる
- インパクトドライバーを使う
ドライバーなどの先端が削れていないものを使う
まず確認してもらいたいのが、ドライバーなどの工具の先端部分の状態です。
先端の部分が削れて摩耗してしまっていると、回す力がしっかりとネジに伝わりません。
また、頭の部分を潰してしまう(なめてしまう)ことにもつながります。
必ず先端が摩耗していないものを使いましょう。
少し大きいドライバーを使う
次に気を付けたいのが、できるだけ大きいドライバーを使うことです。
だからと言って、ただ大きければ良いわけではないので、少し大きいドライバーを使って回す事が出来ないか試してみて下さい。
また、電動ドライバーがある方はそちらを試すのも方法の一つですよ。
プラスネジにドライバーを入れてドライバーの柄を少し叩いてみる
それでもダメなら、プラスネジにドライバーを押し当て、柄の部分からハンマーで叩いてみましょう。
ハンマーの振動で、ネジの固まった部分が少し緩むかもしれません。
ただし、あまり大きなドライバーを入れてしまうと、頭を潰してしまうので注意しましょう。
潤滑材を使ってみる
更に、KURE556などの金属潤滑剤を塗布することでネジが回り易くなるかもしれません。
少量塗布してみて様子を見てみましょう。
錆がひどい場合には錆取り剤を使ってみるのも方法の一つですよ。
▼ ネジ用の錆取り剤 ▼
インパクトドライバーを使う
ここまでの対策をしてダメなら、専用の工具を使うしかないでしょう。
その為に使うのがインパクトドライバーです。
これは手動式と電動式があります。
電動式の方がいろいろな事に使えますが、あまり使わないようなら手動式でも良いと思います。
▼ 手動式インパクトドライバー ▼
ネジの頭が潰れてしまっている場合
ネジの頭が潰れてしまっている(なめてしまっている)場合でも諦める必要はありませんよ!
- 補修材を使う
- 専用の工具を使う
- ネジの頭を取り除いてしまう
補修材を使う
ネジの頭が潰れてしまっている(なめてしまっている)場合に真っ先に試したいのが、ネジの補修材です。
価格も数百円と手軽に使えるのが魅力ですが、どちらかというと小さいネジで効果がある方法です。
専用の工具を使う
潰れてしまったネジを回すための専用工具があります。
▼ ネジ径Φ3~11用 ▼
▼ ネジ径Φ7~12用 ▼
ペンチのような形ですが、ペンチに比べてギザギザが多くなっています。
皿ネジや狭い場所にあるネジには使えないのですが、自分の場合には使用頻度が多く助かっていますよ。
ただし、ペンチ型の場合には頭が出ていない皿ネジには使えません。
皿ネジの場合には次の専用工具を試してみて下さいね。
▼ 皿ネジの場合にはこちら ▼
ネジの頭を取り除いてしまう
回らないネジを回す最終手段としては、ネジの頭を取り除く方法になります。
ネジは頭の部分が押し付けられる力で外れないようになっています。
つまり、頭の部分が無くなってしまえば、簡単に外れてしまうんですね。
ネジの頭を取り除く方法としてよく使われるのが、
- ドリルでネジの頭に穴を開ける方法
- グラインダーでネジの頭を削ってしまう方法
- タガネなどでネジの頭を切り取ってしまう方法
です。
ネジの場所や手持ちの道具などで方法を選んでやってみてくださいね。
▼ DIYやるなら1個あると便利だよ ▼
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